2007年5月9日水曜日

「形容詞の内容の相違」の要約

鈴木孝夫さんの『ことばと文化』を読み続き、今第3章「かくれた規準」をよんでいます。さっきと同じように、全てを英訳する時間はないし、またはその必要もなさそうで、かわりにエッセーの内容を要約します。今回は「形容詞の内容の相違」です。
 形容詞は、事物の性質を文字どおりに形容すると思われているようだが、実はそうではない場合が少なくない。性質を表していない形容詞がある。例えば、「遠い」「近い」という形容詞は対象の性質を表すのではなく、対象と話者の距離関係を表す。他の例では、「珍しい」の場合、性質自体ではなく、或る性質の希少を形容する。つまり、同じ「形容詞」というカテゴリーの言葉の中でも、どんなことを表すかは、言葉によって違う。

それでは、今度は「相対的形容詞と絶対的形容詞」です。

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