2007年9月23日日曜日

桑港学園での最後のクラス

ここ6年間、桑港学園というサンフランシスコにある日本語学校に通っています。今学期は今日終わりました。僕の桑港学園での25学期目でした。しかし、来月日本に引越ししますので、僕の最後の学期になります。長い間先生にお世話になっていって、感謝であふれています。でも、卒業式でもない別れの今日はなんとか寂しいです。

2007年9月22日土曜日

「時間にそった戸籍論議を」の要約

日本の戸籍に関して、先週「時間にそった戸籍論議を」というエッセーを要約しました:
現行の夫婦同姓制度は家族の一体感が持てるとされているが、夫婦の間に不平等を生じる。なぜかというと、戸籍では家族同姓を持つことを法律上定めており、一人は改姓しなければならなく、結婚前の自分が断ち切られる。そして、夫婦の一人しか戸籍の筆頭者として登録されないので、夫婦の間に序列ができる。この不平等を解決するため、専門家から以下の三つの選択が挙げられた。
  1. 姓が違っても夫婦と未婚の子が同じ戸籍に入る 「別姓同戸籍」
  2. 別姓の夫と妻がそれぞれ同じ姓の子と一緒の戸籍になる 「別姓別戸籍」
  3. 個人別にカードを作る 「個人登録」
各選択には長所も短所もあるが、とにかく別姓論議の是非を、専門家だけではなく、広く論議してほしい。

とのことです。

日本の労働ビザを取得した!

今朝、サンフランシスコにある日本総領事館に発行されたビザを取りに行きました。

ところで、もう辞職願を出して、NTTMCLの最後の日は10月5日になりました。
10月16日出発する便の航空券も要約しました。ということで、10月17日から日本での新しい生活が始まります。

銀行口座を作ったり、部屋の契約の結んだりしなければならないので、落ち着けるまで時間がかかりそうです。最初の一週間はウイークリーマンションを要約しました。日本システムワープの入社は11月1日になっています。

5年半過ぎて勤めているNTTMCLから辞職するのは寂しいですが、これからも僕はNTTMCLの仲間と東京から働けるようなので、ちょっとほっとします。

2007年9月5日水曜日

「家族法の実験」の要約

原文は1990年代で書いたエッセーなので、家族法がもう変わったでしょう。 現状は何でしょうかね。
戦争直後の経済成長に伴って、「男は仕事、女は家族」という男女の固定的役割分担が生じた。その理由の一つとしては、過酷な競争社会で夫が長時間働かなければならないために、妻は夫の社会的な関係を維持する役割を担っていたことが挙げられる。そして、夫の勤務に応じて移動しなければならなかったので、「核家族」が基礎単位となり、「日本的現代家族」のかたちができた。現行家族法は、この核家族である「日本的現代家族」を反映する。ところが、1975年以来、「核家族」率が減少し、男女の不平等な固定的役割分担を裏付ける現行家族法は、現代の家族事情に適応していない。

2007年9月3日月曜日

「神と仏」の要約

栗岡先生とチュートリアルでやっている『日本を考える五つの話題』の次の課題は宗教で、今回は「神と仏」というエッセーを要約します。
日本は神道と仏教、二つの宗教を重ねた、独自の信仰を持つ。神道は日本の古来の宗教であり、仏教は中国からきたものだ。これと同様に、中国または西欧から政治や文化を日本の伝統的な政治や文化に取り入れた。しかし、そのまま吸収したというより、外国からきたものを適応させ、相互補完のかたちで使われている。このような摂取の仕方は仏教が神道とともに信じられていることにうまく表現されている。

実は、僕はあまり宗教に興味はないので、先生が次の課題「家・戸籍」に飛ばさせていただきます。ということで、次回は日本の家族に関するエッセーを要約します。